Civilization6無料配布について

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Epic GamesでCiv6が無料配布らしい


www.epicgames.com



しかし私が言いたいのは,このキャンペーンが言うほどお得じゃないということ。



無料配布なのになんで?という疑問の答えをこの記事で書く。

Civは拡張版が前提


Civ6は2016年に発売されたゲームである。現在までの4年間でDLCがたくさん出ている。

大型DLC

これらの拡張版の有無でゲーム性ががらりと変わる。具体的には


  • 文明,都市国家,自然遺産,文化遺産がほぼ倍
  • (Rise and Fall)総督,政府複合施設,"時代"システム等の内政の核となるシステムの追加
  • (Gathering Storm)災害,枯渇性資源,世界会議等の戦略上重要なシステムの追加,未来テクノロジー

以上のような追加要素がある。はっきり言って別ゲーになる。



今日までのCiv6の評価,戦略はDLC全部入りが前提となっており,拡張版なしの無料配布Civ6はさまざまな要素がロックされた体験版とすらいえる。


DLCを買う場合


では,DLCありのCiv6(完全版)を買う場合,どのくらいお金がかかるのか。



Platinum Editionを購入すれば,New Frontier Pass以外のすべてのDLCを入手することができる。ここで,現在(2020/05)時点のEpicとSteamの価格比較をする。


Epic Platinum Edition

-50% ¥4,650

www.epicgames.com


Steam Platinum Edition(本体入り)

-72% ¥5,400

store.steampowered.com



この通り750円しか変わらない。現在Epicでは1000円割引クーポンが配布されているため,それを使えば一応1,750円差にはなる。
しかし,Epic版はワークショップや実績が存在しない。特にワークショップはUI改善や要素追加などのMODが豊富である*1。その点でSteam版より不便に感じることが多いだろう。


まとめ


今回の記事で伝えたかったことは,今回の無料配布Civ6の位置付けである。


前述の通り,無印Civ6は不完全といえる。だから,これを体験版だと思って気軽にプレイしてほしい。


「面白い・興味がある」と感じたらぜひ完全版を購入してほしい。そして,完全版を購入する際は,Steamで買うか,Epicで買うかを考えて購入すれば,後悔無く無料版Civ6を活かせるだろう。

*1:現在はアップデート直後のため不具合を起こしているMODが多い。無念