Civilization6無料配布について
Epic GamesでCiv6が無料配布らしい
しかし私が言いたいのは,このキャンペーンが言うほどお得じゃないということ。
無料配布なのになんで?という疑問の答えをこの記事で書く。
Civは拡張版が前提
Civ6は2016年に発売されたゲームである。現在までの4年間でDLCがたくさん出ている。
- Khmer and Indonesia Civilization & Scenario Pack
- Nubia Civilization & Scenario Pack
- Persia and Macedon Civilization & Scenario Pack
- Australia Civilization & Scenario Pack
- Poland Civilization & Scenario Pack
- Vikings Scenario Pack
- Sid Meier's Civilization VI - New Frontier Pass
大型DLC
- Sid Meier's Civilization VI: Rise and Fall
- Sid Meier's Civilization VI: Gathering Storm
これらの拡張版の有無でゲーム性ががらりと変わる。具体的には
- 文明,都市国家,自然遺産,文化遺産がほぼ倍
- (Rise and Fall)総督,政府複合施設,"時代"システム等の内政の核となるシステムの追加
- (Gathering Storm)災害,枯渇性資源,世界会議等の戦略上重要なシステムの追加,未来テクノロジー
以上のような追加要素がある。はっきり言って別ゲーになる。
今日までのCiv6の評価,戦略はDLC全部入りが前提となっており,拡張版なしの無料配布Civ6はさまざまな要素がロックされた体験版とすらいえる。
DLCを買う場合
では,DLCありのCiv6(完全版)を買う場合,どのくらいお金がかかるのか。
Platinum Editionを購入すれば,New Frontier Pass以外のすべてのDLCを入手することができる。ここで,現在(2020/05)時点のEpicとSteamの価格比較をする。
Steam Platinum Edition(本体入り)
-72% ¥5,400
この通り750円しか変わらない。現在Epicでは1000円割引クーポンが配布されているため,それを使えば一応1,750円差にはなる。
しかし,Epic版はワークショップや実績が存在しない。特にワークショップはUI改善や要素追加などのMODが豊富である*1。その点でSteam版より不便に感じることが多いだろう。
まとめ
今回の記事で伝えたかったことは,今回の無料配布Civ6の位置付けである。
前述の通り,無印Civ6は不完全といえる。だから,これを体験版だと思って気軽にプレイしてほしい。
「面白い・興味がある」と感じたらぜひ完全版を購入してほしい。そして,完全版を購入する際は,Steamで買うか,Epicで買うかを考えて購入すれば,後悔無く無料版Civ6を活かせるだろう。
*1:現在はアップデート直後のため不具合を起こしているMODが多い。無念